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vol.1 シャンパーニュ・ピエール・モンキュイ
モンキュイ


シャルドネの聖地の硬質なミネラル感と上質で豊かな酸味、
エレガントさを併せ持つブラン ・ド・ブラン

モンキュイ
シャンパーニュ・ピエール・モンキュイは1889 年に設立された家族経営のシャンパーニュ・メゾン。
横浜君嶋屋がワイン輸入を展開するきっかけとなって以来、永きに渡りお客様からの人気が高い、信頼のおける優れた生産者です。
そのワインの魅力や造り手のお人柄などを名醸地の風景とともにご紹介いたします。
モンキュイ
~最高のシャルドネに込める信念
フランス・シャンパーニュ地方のコート・デ・ブラン地区、シャルドネの聖地とも呼ばれる、グラン・クリュのメニル・シュール・オジェ村。この地にあるピエール・モンキュイの畑は、かの有名な「サロン」にも隣接しています。 村で栽培されるシャープで鮮烈なミネラルと酸を持つシャルドネは、シャンパーニュの典型的な味わいに寄与し、大変人気がある事で知られています。
そのためこの村のブドウはとても高い価格で取引きされるのですが、ピエール・モンキュイは、自分達が栽培したブドウから自分達のシャンパーニュを造ることに意味があると、彼ら独自の信念で造り続けてきました。
モンキュイ
その信念とは「モノ・アネ=単一ヴィンテージ」「モノ・セパージュ=単一品種」「モノ・クロ=単一区画」。ノンヴィンテージ表記でも単一ヴィンテージで醸造、ロゼ以外は全てシャルドネのみ。メゾンのスタンダード銘柄であるユーグ・ド・クールメとロゼ以外は全てメニル・シュール・オジェのシャルドネを100%使用する、大変こだわりのあるシャンパーニュです。しかも最高の区画を持つ最高の生産者であるにもかかわらず、価格がとてもリーズナブルなところも大きな魅力の一つです。 世界のトップソムリエもピエール・モンキュイの品質の良さは熟知しており、星付レストランを中心にサーヴされる逸品です。
~テロワールを的確に表現する女性醸造家
ピエール・モンキュイは、メニル・シュール・オジェ村のテロワールを的確に表現する生産者です。この村特有の硬質なミネラル感と上質で豊かな酸味をベースに、女性醸造家らしいエレガントさを併せ持つブラン・ド・ブランを生み出しています。
きらりと鋭い眼光のマダム ニコールは一見 “厳しそうだな”と見られがちですが、その人柄はとても魅力的です。 醸造には非常に厳しくプライドをもっている反面、その内面はとても優しく何とも言えない暖かみがあり、それが見事に味わいを 作り出す・・・。その、絶妙なエッセンスに衝撃をうけ、この出会いが君嶋屋初めてのワイン輸入のきっかけとなりました。
 1977年、この歴史あるメゾンを父親ピエールから引き継ぎ、姉であるニコールが醸造と栽培を担い、弟のイヴが商業関係を担当することになりました。 そして現在では、ニコールの娘ヴァレリーも醸造・栽培に加わり、2代続けての女性醸造責任者が誕生する予定です。
モンキュイ


モンキュイ
11, rue Persault Maheu 51190 Le Mesnil sur Oger
モンキュイ
創立1977年
所有畑面積 19ha
土壌石灰質粘土石灰質
栽培品種 シャルドネ

ロゼ用にはアンボネイ村のピノノワールを購入

生産業態RM
シャンパーニュ・ピエール・モンキュイ