酒のおはなし No.028 [2021.4.30]
ゆる~くお酒と料理のマリアージュ
皆様こんにちは! オンラインショップスタッフの小原です!
新卒でこの会社に入ってもうすぐ3年目に突入というところですが…まだまだ若造な私が、僭越ながらコラムを担当致します。正直何を語ったものか…と迷いに迷いましたが、まあ初稿だし何言っても大丈夫だろうと開き直るに至りました。
というわけで肩の力を抜いてお読みいただければと思います。
言葉のイメージ
さて皆さんは、「マリアージュ」といった言葉にどんなイメージを持っていますか?
私は最初、これらの言葉にはすこし敷居の高いイメージを持っていました。
ワインのマリアージュレシピで、まったく普段使わないような食材や調理法が飛び出てきたりしますよね。確かにフランスワインならフランスの料理が合うのは分かります。しかし1~2日で飲み切ってしまうワインのために普段買わないような食材を仕入れたりすると、使いきれずに余らせたときに困るし、何より不慣れなジャンルの料理は中々疲れる…と面倒くさがりな私はそう思ってしまうわけです。
やはり食中酒として日々の食卓に寄り添ってもらうには、普段作り慣れた料理に合うというのが一番良いのではないかと思うわけです。
忙しい日々に寄り添うお酒と料理
私は料理とのマリアージュにおいては、「仕事帰りの疲れた体でも作れるようなカジュアル料理」と合わせることを第一に考えています。 例えば家にあるお酒は樽熟タイプの日本ワインの赤ワイン、冷蔵庫の食材はキャベツと豚肉etc……
日本ワインなので和風な味付けに、さらに樽が効いているので少し濃い目に味付けにしようかな…と私は考えました。
文明の利器 “スマホ” を取り出してちょちょいとレシピ検索、たどり着いたのは「豚肉とキャベツの味噌マヨ焼き」でした。
切って焼いて調味料を和えて、15分程度で完成!ワインと合わせてみると、味噌マヨの濃さとワインの樽感と酸が絶妙にマッチしてワインが止まらなくなります!
とまあこんな具合に、気張らずなんとなくで結構うまくいくものなんです。
「ペアリング」とか「マリアージュ」って聞くとなんだか堅苦しそうで、色々考えて料理を作らなきゃ……と身構えてしまいがちですが、このくらいゆる~い感じでオッケーなのだと思っていただけたら嬉しいです!
ぜひ、皆さんもお料理とお酒、ゆる~く合わせてみてくださいね!
ワイン「熊本ワイン マスカットベーリーA 樽熟成」
山梨で行われた日本ワインコンクールで金賞とコストパフォーマンス賞をダブル受賞するという快挙を成し遂げた逸品。
そのままでも感動の美味しさですが、お料理、特に和食とのマリアージュが最高です。
摘みたてのベリー系を思わせるフルーティーな香りの後に、ハーブやバラが追いかけてくる。お互いの風味を引き立てあう豊かさが特徴のワインです |
[株式会社横浜君嶋屋 Web担当] 小原 怜 大学卒業後、新卒で横浜君嶋屋入社。 |
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