酒のおはなし No.014 [2019.9.13]

お酒と温度帯~いろいろな楽しみ方


横浜本店の食いしん坊で飲むことが好きな伊藤が呟きます。 お酒って実は色んな温度帯で味わうことによって、色んな顔を見せてくれるのです。 そのお酒は日本酒も勿論のこと、ワインだって温度によっての味わいや香りの違いが沢山感じられます。 日本酒の温度には名称も付いていて、なかなか色気のある呼び方もしています。


・雪冷え(ゆきひえ) 5℃前後
・花冷え(はなひえ) 10℃前後
・涼冷え(すずひえ) 15℃前後
・冷 や     20~25℃前後

・日向燗(ひなたかん) 30℃前後
・人肌燗(ひとはだかん)35℃前後
・ぬる燗        40℃前後
・上 燗(じょうかん) 45℃前後
・熱 燗(あつかん)  50℃前後
・飛切燗(とびきりかん) 55℃~

細かく刻んだ温度帯で呼び方が異なり冷酒としての15℃前後、常温帯が20~25℃前後、お燗は6種も有ります。 一つのお酒を色んな温度で飲んでみるとその時で全く違う味わいにあります。花冷えで飲んでいたお酒はスッキリとした味わいだったのが、温度が上がって冷やになったらお米の膨らみと甘みを感じたりします。それをぬる燗にしてみたらつるつるとした滑らかな米の旨みを感じたり…など色々と変化します。 冷酒もモチロンの事ですが、実はお燗酒も美味しいです。 本醸造、純米酒、純米吟醸、大吟醸、純米大吟醸などお米の精米歩合によって日本酒も種類があります。さらにそのお酒が生酒、生原酒、生詰など火入れや加水しないかに よっても更に種類があります。純米生原酒・純米大吟醸生酒などなど…。 これらの種類のお酒も冷酒からお燗で美味しく楽しめます。

日本酒

君嶋屋横浜本店には、色んな楽しみ方の出来るお酒が所狭しと並んでいます! 「このお酒はどんな飲み方がいいのか?」など、是非ご来店なさって質問して下さい。 その時にもし答えられなかったら!?次回ご来店時にお答え出来る様に宿題として頑張ります!日本の四季のよって日本酒の温度も変えてご賞味ください♪



[横浜店] 店長 伊藤


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