岡野亭の料理レシピ [2019.12]
横浜君嶋屋マリアージュコラム No.010
酒粕と紫花豆の米粉パウンドケーキ
日本酒造り真っ盛りの冬の間、酒屋さんには蔵で丹精込めて造られる日本酒の素敵な副産物、「酒粕」が並びます。酒粕は粕漬けや粕汁、デザートに大変重宝し、更にたっぷりと含まれる米と麹由来の栄養成分が生活習慣病を予防し、免疫力をアップさせる効果が期待できるそうです。2019年最後のマリアージュレシピは、そんな魅力的な酒粕を使いミキサーで作る簡単な米粉パウンドケーキをご紹介します。米粉を小麦粉に変えたり豆をお正月の黒豆の煮豆に変えたり、お好みの材料で自由に変化させてみてくださいね。
材料 ①・米粉:100g ② ・無塩バター:60g ・キビ砂糖60~80g位(甘さはお好みで調整) ・卵:2個 ・塩:1~2摘み ・アーモンドプードル:30g ・酒粕:70g(添加物のない練り粕) ・豆乳:大匙1 ③ ・ベーキングパウダー:小さじ1(5~6g) ④ ・煮豆 |
作り方
1) ②のバターを湯煎で溶かし、②の全てをミキサーに入れて攪拌する。
2) ミキサーに①の米粉を入れて滑らかになったらボールに移す。 3) ③のベーキングパウダーを入れざっくり合わせ、④の煮豆を入れる 4) クッキングシートを敷いたパウンドケーキの型に移す。 5) アルミホイルを被せて180度のオーブンで30~40分焼く。 6) アルミホイルを取り除き、更に10分~20分焼く。 ※容器やオーブンの種類によって焼型温度や時間が違うのでご注意ください。 |
煮花豆の作り方1) たっぷりのお水に豆を一晩漬ける。2) お鍋に水と豆を入れて沸騰したら灰汁の出たお湯をすてる。 3) 豆もサッと水で洗い流し、きれいなお鍋に豆と水を入れる (豆100gに対して水2Lの割合) 4) 沸騰したら弱火にして柔らかくなるまで煮る。途中水が少なくなったらひたひたまで足す。(固いうちにお砂糖をいれると柔らかく煮えません) 5) 豆が煮えたら、豆と同じ分量の甜菜糖、塩一つまみ、醤油少々を入れて10分位煮て火を止めてそのまま浸しておく。(甘さはお好みで加減してください) ※煮汁を少し煮詰めて豆に戻すと濃厚な味に仕上がります。 |
おススメのお酒
岡野 のり子 [社長アシスタント・広報担当] NO WINE NO LIFE のノムリエ主婦から2005年にお酒の業界へ J.S.A.認定ワインエキスパート、SAKE DIPLOMA
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君嶋屋社長秘書のマリアージュコラム